Skip to main content.

2013年 10月 04日 金曜日

マスターズゼミという政策が、予算不足と、ある程度の成果が得られたことを理由に、打ち切られることになった。相談をうけて調べてみると、「いい政策なのにもったいない」。そこで… 保健福祉局の審議の中で質問してみた。すばらしい政策が打ち切られるのは、いかにも惜しい。

この政策、実は東灘区役所が考案したもの。リタイアされた団塊の世代 ─ 主に男性の方々が、何か世の中で役に立つ良い事をしようと、利益や政党などを抜きに集い、実績を上げてきた。区は、そのコーディネーターとを配置し、協力してきたのだが、それが出来なくなってしまった。そこで、私に相談された次第だった。

写真
▲ 委員会で ─ 主張に力がはいった
委員会では、「この政策は実績が上がっているし、市民も喜んでいる、他に止めたらいい政策が沢山ある中で、わずかな予算不足くらいで止めてはならない」と、当局に対して主張した。

当局は、「実績があり、いい政策であるので、十分考慮することにする」として、「今まで活躍して下さったOB会がしっかりしているので、そのOB会が更に活躍して下さるなら、東灘区のボランティアも活性化して行くので、支援をして行きたい」と答弁した。訳の分からないことを言っているようだが、かなりの前向きと捉えていい発言だろう。

平たく言うと、OB会が代表者を置いて、規約を作り、活動方針を決め、会計も置くなどして、任意団体でもいいので、公平で透明性があるしっかりした組織となるなら、まだボランティア基金が少し残っているので、必要なら、活動に対してそれを充て得るということらしい。委員会での答弁は非常に慎重になるので仕方が無いが、少なくとも私は、そのようにうけとって良いと思っている。

関係者が仲良く事を進めて、市民のためになる結果が得られるよう、まずは、区役所と前向きの話しを進めていただきたい。課題がクリアされ、東灘区が始めた素晴らしい政策が末永く社会のお役に立てば、こんな嬉しいことはないのである。