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2013年 09月 24日 火曜日

「プレナスなでしこリーグカップ 2013で優勝したので、六甲アイランドの神戸ベイシェラトンホテルに来て欲しい」…女子サッカーINAC神戸のオーナー、文さんから… そんなお電話をいただいて、喜びいさんで駆けつけた。

親しい方ばかりでのお祝いだというのだけれど、それにしてはの賑わいで、立派な会。彼とは、お父上の代からのお付き合い。皆への謝辞に続いた、熱のこもった「選手たちを褒めてやって欲しい。神戸を愛し、神戸のために頑張っている」と繰り返したスピーチから、女子サッカーに掛ける思いが伝わってきた。

市議会からは、平井真千子(長田区)INAC神戸レオネッサを応援する市会議員の会々長が、ユーモアを交えつつ、「議会も応援する」と表明。この神戸大学出身の議員は、意志がはっきりしていて、政策もできる。マラソンでは、先日の神戸マラソンを完走。出場していた元ラグビーの男性議員を、あっけなく抜いてしまったほどだ。市長に「マラソンコースに、もっと便所を設けて下さい」と、実体験からのすばらしい要望も出した。これからの我が会派を背負って下さると、期待している。

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▲ 左から MF仲田歩夢選手・安井俊彦・ホテルニューアワジ神戸 木下学社長・平井真千子市議・安井事務所 足立真澄・FW京川舞選手


文オーナーからご相談を受けた私は、六甲アイランドの方々のご協力をいただいて、六甲アイランドへのINAC神戸練習場の設備に微力を捧げた。これは、県のサッカー協会の力や市長の決断もあって、実を結んだ。

文オーナーと私は、六甲アイランドが女子サッカーの日本の起点になって、女子サッカーを志す方々が、この地にサッカー留学し、日本はもとより、世界中にはばたけるように、という共通の夢を持っている。そして、さらにもう一つ。神戸で女子サッカーの世界大会を行いたいと願っている。これから、多くの困難があるだろうけれど、頑張って行こうと励まし合い、そのために、二人とも元気でいたいな、とも語り合った。

著名な澤 穂希選手や、キャプテンの川澄奈穂美選手をはじめ、海堀あゆみ選手等、総勢32人と石原孝尚監督が檀上で、次々と喜びの報告。続いてのパーティーでは、好きな澤 穂希選手に近づいて、常々聞きたかったことを尋ねてみた。「澤さんは、どうしてそんなに謙虚なのですか」と聞くと、自分が謙虚だなどという意識は無かったのだろう、キョトンとしながら、ただ一言「上には上があるからです」。私は、INACの強さと素晴らしさを知った。まぎれもなく、裏面を支える、若い者の指導者である。世界の澤が、常にそんな気持ちでいられる事に感動し、私も大きな事を学んだ。

佳き日の集いにお呼びいただいたのに感謝しながら、帰路についた。そぉいえば…思い出した。かつて「人は上には上がいる事を忘れてはいけない」と言ったのは、私の祖母だ。あれは大切な言葉だったのだと、つくづく思ったのだった。