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2013年 08月 23日 金曜日

先日、JR摂津本山駅改造工事状況を拝見した。8月2日のことで、少し時間が経ってしまったが、記録の意味もこめてここに掲載しようと思う。大切なことだからと、同日午後2時に集ったのは… 市役所から都市計画総局から若林、福田両係長。東灘区役所からは、まちづくり課の寺見係長と森本さん。地元からは、会長の小原さんに、山本 婦人会長、岡本の松見会長、田中の松田会長 美しい町岡本の橋谷会長、田辺の林会長。そして、私に熱心にエスカレーターの設置を訴えて来られた地元の医師、福田ドクターである。むろん私も、JR住吉駅北側にエスカレーターがない件で皆さんからの強い要望があるだけに、ニーズはよく理解している。

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実は、摂津本山駅の場合、バリアフリー化のためエレベーターは設置されるが、一般道からの2階の改札及び自由通路へのエスカレーターはついていない。地元の協議会と婦人会等は、JR西日本と神戸市に強力な要望活動を繰り返し行っていたのだが、神戸市とJR西日本の会議の結果、下りは予算が足りず、上りのみ南北に設置となった。摂津本山クラスの乗降客数ではエスカレーターは設置しにくいのも、理由だった。

そこで、予算ができた場合 ─ 例えば、財産地区の財産の関係などや、どなたかが寄付をして下さった時に「スペースが無いので設置できない」と断らせず、下りエスカレーターを設置できるよう、スペースを設計上織り込むよう依頼していた。視察は、そのスペースを実際に取っているかどうかの確認だった。加えて、先に書いた公共スペースの6m²の位置確認と進行状況についての確認のためでもあった。

結果的には、いずれも間違いなく、JR西日本の担当者、大阪工事事務所の山田係長ご案内の通り、スペースはちゃんと取られており、6m²の公共スペースも順調に進行していた。しかし、上りのエスカレーターは南北に設置されるが、これでは半分の成功でしかない。私はもとより、小原さんや林さん、山本さん、福田さんが生きているうちに、下りも付けたいと切に思っている。

自由通路の使用開始は、この秋 … 多分、11月頃までには出来るらしい。正式オープンの日には、地元として何か行事を考えておられるらしく、それも楽しみにしながら暑いヘルメットを脱ぎ、視察を終えたのだった。

写真 視察現場にて
▲ 視察参加の皆さんと、現場にて