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2011年 06月 17日 金曜日

およそ100人の人々が集まっていた、約100m²のビオトープ。特に、池を囲んだ子供たちが「今か、今か」と待っていたのは… 蛍。

15日に、自宅の敷地内で自費で作られたビオトープに「ホタルを飛ばすからお越しになりませんか」と、中田勘治郎氏からご招待を受け、ボランティアの足立さんと竹綱さん、中山秘書を連れ立って、夜の8時頃にお伺いした。

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中田さんご夫婦がホタルの入ったプラスチックケースを開けると、100匹のホタルが一斉に飛び立って、歓声が上がった。子ども達は、不思議なものを見るように「ああ、光ってる」「本当や」と声を出しながら、見入っている。たとえ大人にとっては大したことではなくても、初めて見る子どもにとっては、やはり、大きな驚きと喜びと感動があるのだ。

帰路、スタッフと「世の中に土地持ち・金持ちは数いても、このような形で社会貢献するする人は少ない。子ども達を連れてホタル観賞にいけない子ども達のためにも、また人間が自分達以外にも命があることを実感するためにも、保護者や、ひいては地域にとって、ビオトープは教育上、大変効果がある。これを神戸で始められた、元御影小学校長の小野慶子先生とは、よくビオトープの効用について語り合ったものだった…」と、話した。

実は、ビオトープの99%が学校にある。それを民間で行っておられる、その実りとも言える蛍の光。季節感にも浸り、心から喜びを感じながら帰宅した。