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2011年 06月 02日 木曜日

東部市場をどう活性化していくかについて、東部市場のうち水産は中央卸売市場としての位置付けは残ったものの… 青果は拠点市場としての位置付けになったという。いわゆる一般の市場でなく、今まで通り一般の小売店に販売ができる機能(卸売市場としての機能)はそのままということだそうだ。

そんなことが、東部市場の場長が、この度新しく就任した副場長と共に1日に事務所にお越しになった、その時の雑談で分かった。その副場長さんのお名前、松割さんとおっしゃる。珍しいお名前なので「神戸市でお一人でしょう?」と聞くと「そうなんですよ」。さわやかな笑顔で応じられた。

実は、残念ながら売上高は年々低下している。過去3年間の取扱高は、下表の通り。




年度区分合計本場東部市場
平成20年度水産物・青果物計108,551,375,67985,275,919,46123,275,456,218
平成21年度水産物・青果物計103,052,917,67082,865,089,72120,187,827,949
平成22年度水産物・青果物計104,346,919,56284,129,192,60220,217,726,960

場長は
「将来、東部市場のあり方について市場内部で実際に業務をされている方や、学識者を含めて検討会でも設置して、真剣に検討してみたい」
と、抱負を語られた。私が
「大変良いことだ。東灘区の重要施設なので、東灘区の議員の意見も反映して欲しい」
と言うと
「直接の議論場に入ってもらうことは考えていないが、何らかの形でご意見を反映できるようにしたい」
と仰っていただけた。

この場長は約束の守れる人と常々思っていたので、その返事に反論はしなかった。同じような東灘区図書館の問題では、初めから東灘区議員団は影が薄かった。少なくとも、選挙という公正な民主的な手続で選出された議員を外して行政だけで進めたのでは、議会制民主主義の崩壊に通じかねず、注意せねばと思っている。

まだ明らかになっていないその東部市場のこれからの検討会。良いメンバーで良い議論ができて、将来について方針が出され、それが実行・実現できるなら、嬉しい。場長の思いつきで終わらないように、切に願っている。

写真
▲将来が気になる、東部市場