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2011年 05月 31日 火曜日

神戸市のために今後のファッション産業を担うクリエーターを神戸に招き、神戸のまちで育成しデビューさせることを目的としたプロジェクトが、神戸クリエーター・セレクション2012「ドラフト! 10」。全国のデザイナーをはじめ、ファッションで生きていこうと志を持つ若い人々が… まず書類でデザインなどを提出し、選出されたものは、展示会形式で展示する機会を得る。なんと、主催する財産法人神戸ファッション協会の会長は、私の古くからの友人の小田倶義社長だ。その社長が、神戸市のためにと、今後のファッション産業を担うクリエーターの人材育成とビジネスマッチングを目的に、「ドラフト! 10」を開催し、参加クリエーターを募集する。

産業振興局の谷口局長から、その、開催及び募集について報告をうけた。今回で10回目になるようだが、かなりのビジネスマッチングがあり、成果が上がっているようだ。この方式は神戸市が初めてのようで、小田社長に心から感謝したい。神戸市も協会に対し800万円の支援金を出しているが、今回の企画はその一部だそうで、上手くお金が生かされている。

志を持つクリエーターにとってみれば、自分の力が実際に市場で試されるのでやりがいもあるだろう。自ずと、かなりの応募が予想される。

「ドラフト! 10」が新人クリエーターの登竜門として認知されて、まず神戸で腕を試し、全国のバイヤーが、「神戸に来れば売れそうな将来性のある作品にであえる」と、集まってくるようになっていって欲しいものだ。長く続けていく必要はあるだろうが、なんといっても基盤づくりとなるのが、この企画。頑張って欲しいものである。