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2011年 05月 11日 水曜日

大手の家電量販店で、昨年11月24日に、日立製の32型のテレビを2台購入した。そのうちの1台が故障して… ちょっと不自由な生活。4月27日に突然、音声を残して画面が真っ黒になった。ボタンの押し間違えかと思って、何度も電源を入れ直したが、変わらない。仕方なく電気屋さんに対処法を聞いたら、「電源コンセントを抜いて、20秒くらい待って入れ直して下さい」。早速やってみても、同じ。

技術屋さんに連絡したら、保障期間内だからと次の日に来て下さって、2ヶ所の、不具合であろう部品を交換。この時はたまたまそれで通常に映り、治ったかと思いきや、またも真っ黒のまま。故障箇所が特定できていなかったのだ。

「医院に行ったら、病気が治ったようなものだ」と笑っていられたのも、束の間だった。「このような器械ものはライン生産なので、他にも同じような事例があるのでは」と尋ねてみたら「このケースは初めてです」。

故障の原因は画面に光を透過するインバーターという部品にあるらしく、黒い画面に懐中電灯を当てると、映像が出ている。難しい事は分からなかったが、今日、その故障箇所の修理に来ていただいた。故障から、約2週間。大型連休を挟んでいるのでやむを得ないとはいえ、すぐに故障箇所が特定できなかったのは、残念。

技術屋さん曰く、昔のテレビの内容以上に機能を増やした上に薄くしているので、大変な無理があって、故障が多いという。なるほど、昔のテレビは、10年〜20年と使っても、故障がほとんどなかった。そう考えれば、薄くしなくても故障が少ない方が良いのに … これも、人類の進歩には必要なことなんだろうか。

いずれにしても、来て下さった技術屋さんは、とても親切丁寧。この不便な2週間も、人類の進歩には必要なんだと、勝手に解釈して気を納めたのだった。