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2011年 04月 23日 土曜日

白と緑の神戸市バス、今年の7月には海を越えて、スリランカの子供達を運ぶことになりそうだ。学生が山を越え2時間近くを掛けて学校に通う… それが大変と、スリランカの教育大臣のバンドゥラ・グナワルデナ氏が来日された折、スリランカ日本教育文化センターの芦田和子さんに、スクールバスが欲しいと要望された。芦田さんから相談をうけて、神戸市バスの中古車を特別に払い下げてくれるよう、交渉。かなりの低価格で、スリランカで再活躍できる途が開けた。

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そこで、ホマガナ市プレジデントのマヒンドラ・ラジャパクシャさんからお礼状が届いたそうで、その報告がてら、芦田さんが、スリランカの教育大臣からの礼状をお届け下さった。中には、「地方議会選挙で当選して勝利者になって下さることを願っています」とあった。

今回の件は、主に神戸市当局と芦田さんが汗をかいて、なし得たことだ。わずかなお手伝いしかしていないにも関わらず、細かく調べた上での礼状に、別に、勝利者になったとは思ってもいないけれど、報告に来て下さった芦田さんの心の優しさが、一段と美しく思えたのだった。