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2011年 04月 14日 木曜日

今回の選挙は本当に難しく、気を使った選挙だった。1万人以上の方々が海底に沈み、34万人の方々が… 家や生活の糧を失っている状況で、東北の方々に手を合わせながらの選挙戦。さらに、原子力発電所の問題は国際的で、日本の真価が問われている ── そんな状況の中、「あなたはいったい何をやっているの?」との視線が突き刺さってきた。

そこで、私は町中200ヶ所以上で立ち止まり、辻説法で訴える選挙戦を展開した。「あの災害がもし東灘区と神戸市を襲ったら、何人の人を助けられ、何人の人を安全に誘導でき、何人に正確な情報を伝えられるのか。防災拠点と、防災基準の見直しと、情報にまつわる事々の総点検をやる」と訴えたのだ。

同時に、防災防火・空気の浄化はもとより、町の美観と心の安らぎのために公園の整備と木をもっともっと植えるとも唱えてきた。これは、思い上がった人間に対して、木や緑が人間以外にも命があることを静かに教えてくれるからだ。また働く機会をお与え下さったのだから、約束を守り、委員会でも今後、防災について見直しを提案・発言するが、さらに、皆さんとご相談したいとも願っている。

ところで、ここのところブログを休んだのは、ご存じの通り、公職選挙法で縛られて、4月10日までは更新できず。その後は、挨拶回りに忙殺されたからだが、何より、良い議員が落選した事で「なぜ、市民の方々は分かってくださらないのだろう」という疑問に、筆が鈍ったからだった。

同期生だった長田の荻坂議長。市の発展のためによく議論し、良き友だったが、残念。やはり、民主党にはアゲインストだったのだろう。選挙はいつも、恐い。落選する恐さと、候補者を見抜けない恐さを感じている。でも、これが選挙なのだ。おかげ様で、10期生になった。他の人々に迷惑をかけながら、助けてもらっている。それだけに、恩返しをしていかねば。やらねばならないことは、謙虚に粘り強くやっていこうと思う。

と、ある方は、阪神御影のクラッセで「安井さんのブログを見て、一票を投じます」と仰せ下さった。また市の職員も、「そろそろブログ更新して下さい」と言ってくれた。ありがたい。これからも頑張って更新していくので、よろしく。