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2011年 03月 14日 月曜日

市長・副市長並びに当局はもとより、議長・副議長も防災服を身を纏って着席した、午前10時からの本会議。冒頭、市長から… 「16年前被災した神戸市は全力をあげて、今回の東北地方の災害に対して支援する」との表明に続き、大まかな支援報告が行われた。

3月13日までの支援は
  • 緊急消防援助隊:長野→福島【16隊66名(3/11〜)、3人(3/12〜)】
  • 現地との支援調整:仙台市【1人(3/12〜)】
  • 下水道復旧調査及び支援調整:福島【3人(3/12〜)】
  • 水道復旧調査及び応急給水:千葉→仙台【6人給水車2(3/12午前〜)、8人給水車2(3/12午後〜)】
  • 道路復旧調査:福島→仙台【3人(3/12〜)】
  • DMAT(災害派遣医療チーム):【7人(3/12〜)】いわて花巻空港周辺ヘリポート5人、伊丹空港2人

本14日からは、さらに
  • 保健活動調査:福島【2班14人(3/14〜)】
  • 避難所運営:仙台市【50人(3/14〜)】
  • ボランティアセンタ—の立ち上げ運営【3人(3/14〜)】

物資の支援は
  • 毛布(3/12:2,000枚、3/13:2,000枚)
  • サバイバルシート(3/12:2,000枚、3/13:2,000枚)
  • 飲料水(3/12:2,016本、3/13:2,016本)
  • アルファ化米(3/12:1,000食、3/13:1,000食)
  • クラッカー(3/12:1,050食、3/13:1,050食)
  • 缶詰(3/12:2,016缶、3/13:2,016缶)
  • 粉ミルク(3/12:40本、3/13:100本)
  • 仮設トイレ(3/13:160基、3/14:230基)

いずれも、火急の暫定支援である。事態が分かってくる程、もっと様々な支援が必要になるだろう。今は、神戸市の職員160名が出て、活動してくれている。

報告によると、当地も大混乱しているようで、政府の要請で消防隊は長野に行ってみたが不要と言われ、他地区に行って活躍しているそうだ。

道も混乱していて、通行できない。神戸市の公用車ですら生田警察で許可書を取って出動している。現地の方々も、給油するのに5時間もガソリンスタンドで待っているという報告があった。こうした混乱の中、ボランティアとして駆けつけることは良いことではあるが、くれぐれも、よく考え、状況を見極めてからにしたい。

これほどの、未曾有の規模の災害だ。被災していない府県にあって何より大事なのは、平常通りの経済活動に励み、しっかり納税することである。