「住民とどのような話し合いをし、なぜそのような状況になっているのか」と聞く私に、後藤参与は
「リバーモールは既に20年以上も経過し、かなり老朽化し、修理するのも大きな工事費用がかかる。これ以上の維持ができない状況になって、地元の協議会や自治会と何度か話し合って支流廃止のお願いをし、ほぼであるが理解していただいていると思っています。どうしても埋め立てるのなら、せめて本流を確保して欲しいとの要望があり、そのように考えています」と回答。
何と言われても私は依然反対。だが、地元がそのような方向なら仕方がない。「本流の確保は大丈夫なのか」と再質問すると
「平成22年は4月から10月まで水を流しています。この間に関しては来年度も予算化しています」と言う。私は、その答弁では不十分で、もっとしっかりと、将来10年や20年は何があっても確保しますくらいの答弁を引き出したかった。
だが、残念ながら、将来何年間は保証しますといった言質は得られないまま、時間切となった。次の審議に移っていく審議の中、六甲アイランドにお住まいの方にとっての憩いの場であり、シンボルのリバーモールを、こうなったら何としても守り抜くぞと、決意を新たにしたのだった。