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2011年 02月 28日 月曜日

これまで幾度と提唱してきた自衛隊の防災訓練や神戸沖空港の防災拠点活用について、今日は… 50分に渡り、委員会で厳しく
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「自衛隊が、神戸市の防災訓練に参加していないのはおかしい。東灘区の住吉川での放水大会で海上自衛隊が、市民やその他の団体と同じく放水訓練を実施したように、自衛隊と市民が結ばれ良いことだと思うのだが、他の区はどうなっているのか」
「『神戸沖空港を防災拠点として活用すべきだ』と、何度も要求しているにも関わらず、『近畿一円で議論しています』だの『ヘリポートとして活用したい』といった具体的な事項になっていないので、はっきりさせたい。ヘリコプター以外の飛行機は、真夜中でも離発着できるのか。韓国やアメリカなど諸外国の飛行機は、救援ならば利用できるのか。かつて阪神大震災のとき、救援物資を積んだ外国の軍艦が入港を拒否されたり、救援だが上陸できなかったことがあった。いざという時の法体制は、どうなのか」

と、問い質した。

当局は、自衛隊の防災訓練については
「大きな、神戸市全体の訓練の時は呼んでいますが、各区の訓練では、東灘区以外は呼んでいません」「なぜ呼んでいないのか分かりません」
と答えたので
「それが問題で、自衛隊に対し偏見があるのではないか。自衛隊は国土交通省や文部科学省と同じ省庁だ。どうも神戸市は自衛隊に対し偏見がある。今後しっかりと声を掛けるべきだ」
と再質疑した。

最も重要な神戸沖空港の防災拠点活用については、消防局長が明解に
「ヘリコプター以外の飛行機も、真夜中でも着陸できる。また韓国やアメリカなどの海外の飛行機も、救援のためなら離発着できる」
と答弁。

私は驚いた。と、いうのも、今までその答弁を引き出すために、3年も言い続けてきたのだ。今まで危機管理室でそれについて質したところ、許認可権を持つ国土交通省は
「みなと総局を通じて話しをしていまして、今のところ、その時はその方向で考える」
と、確たるものでない答弁続き。それだけに、「確かなものなのか、どうか?」と詰めると
「国土交通省と協議して得た事」
だそうだ。「それならなぜ今まで答弁が伸びたのか」と再び質すと、昨年の特別委員会での私の質疑をうけて、国土交通省と確認したと言うのだ。本当によくやってくれたとは思うが、もっと早ければもっと良かったのになぁ…と、惜しく感じること、しきりである。