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2011年 02月 14日 月曜日

東灘区御影浜町(第2工区)の『産業廃棄物処理施設の敷地の位置について』や『神戸国際港都建設計画臨港地区の変更について』の議案が提出された、午後1時からの、神戸市都市計画審議会。産廃は… 第4号議案で、私は周辺の臭いの問題を取り上げた。対策をせまると、
「施主の鹿島道路からは『臭いの問題はない』とのことであり、「地元自治会と話し合いをする」
という答弁。運用道路として東御影線ではなく弓場線を使用するというが「弓場線沿線自治会の意見は聞いていない」などと言うので、よく意見を聞くよう条件をつけて、承諾。

それに先立つ第一号義案『神戸国際港都建設計画臨港地区の変更について』では、「当議案には直接関係のないことだが、ずさんなみなと総局には臨港地区は任せられないので反対」という、興味深い意見書が提出されていた。『ポートアイランド』と表記するべきが、『ホードイランド』とあるのと、東灘区の青木3丁目1番および2番に係る東西約40mの防潮堤を組み込んでおらず、堤防を決壊寸前のまま放置しているので、「そんなみなと総局には任せられない」というのである。

私は、そうした理由でみなと総局がダメだとは思っていない。だが、防潮堤の問題は私も気になっていて、理解できる。あまり話題になっていないだけで、一方で、防潮堤に隣接する事業者にとってはずいぶん邪魔になるもので、「取り除いて欲しい」という要望もあるものの、実際、高潮時など大丈夫なのかと思っていたのだ。

もちろん、除去については市民を守る物だから受け付けられない。だが、もしそんな声で切断したり、除去した事があるようだと、心配。当局は「維持管理上、安全面でも支障はありませんが、住民が不安に思われる箇所については、補修を実施する」としているので、良しとした。

私も一度、防潮堤を点検しながら歩いてみたいと思っている。災害は、いつやってくるか分からない ─ それは、震災経験のある神戸市民の方々なら、百も承知の筈ではないか。

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