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2011年 01月 28日 金曜日

確実に町を汚し、市民に要らぬ気苦労をかけている選挙前ポスター。私の所属している自由民主党神戸市議会議員団会派の方が… 今日お知らせくださったのは、須磨区での事。我が会派のM議員の政党ポスターを、他の会派の議員の関係者が取り外した。その件で須磨警察が関与され、事件として扱われる結果、1月21日に神戸区検察庁へ、器物損壊容疑で送られるようだ。後は、検察の判断になる。

こんなことがあると、「議員はいったい何をやっているのか」と、市民の目には、バカなことをやっているとしか映るまい。議員全員の心象を悪くしかねない、嫌な事件である。

一方、逆の話しもある。東灘区で、私の支援者がカンカンになって、私の事務所に来た。ある議員が、その方のマンションに無許可でポスターを貼った。「腹が立って、破り捨てたが大丈夫ですか。ついカーっとなって」と仰る。私は「大丈夫です。こちらで処置します」と申し上げ、その議員に丁寧に事情を報告した。議員は「私の知らないことでしたが、本当に申し訳がない。どうか、気を悪くされないように議員から申し上げて下さい」と、平身低頭。

そのまま支援者に伝えると「ポスターを破って悪かったですね。思ったよりいい方だったんですね。次からは、貼ってもらうようにします」と、御理解くださった。須磨区とは全く逆のなりゆきだ。M議員も、一言あれば無理を言う人でもなし、上手くいっただろうに、残念。

こんなことが各区、ほうぼうであるのだろう。ある県議が留守の間に「ポスターの御協力ありがとう」と投函して、勝手に貼っていると訴えてこられたこともある。次の選挙からは、ポスターについては自主規制をして、すべて止めるか、枚数を限定するなどしてはどうだろうか。

東灘区では、時期の制約はできた。だが、いずれにしても、市民の皆さんに、「選挙そのものについて嫌悪感を抱かれるようなことがないようにしなければ」と思っている。