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2011年 01月 27日 木曜日

かつて芸能界で活躍していた女優さんで、昔私がロサンジェルスで久しぶりに観た日本映画に彼女が出演しているのを観て、本当に感激したことを思い出したのは… 昨日の、神戸甲南会の新年互礼会。そうそうたる先輩や後輩がホテルオークラの会場に勢揃いし、友情と同窓の思いを感じながら楽しい一時を持った。そんな大切な良い集会に私を含めて議員が二人と政治家志望の3人が各テーブルを回って、名刺やチラシを持って挨拶回りをした。

私はそんな自分を無粋で嫌な奴と思うと同時に、厄介な仕事だと思った。回らないで自席にじっと居て楽しんでいると、お高くとまって見えるのか「みんなが挨拶に行くとでも思っているのか」、「挨拶に回らんかい。それが仕事やろ」等と批判される。しかし明らかに会場をシラケさせ、迷惑を与える。議員同士なら回るのをやめようと申し合わせるが、一人でも(主に県会議員が多いのだが)勝手に回り始めると仕方なく回らざるを得なくなる。

写真
▲ Mさんとツーショット
気のきいた主催者なら、あらかじめ「回るのを遠慮して下さい」や「代表で一人スピーチして、市政の報告だけにして下さい」とか言って下さる。その方がこちらも席にずっと座っていられる。それでもこそこそ回る人もいるが、後で笑われている。

そんな時、昔憧れていた女優のMさんに会って、あの感激を思い出したのだ。あの時、もし『よくやった、よくやった』と一人拍手でもしていたら、周りは「なぜこんな場面で拍手が」とビックリしただろうなぁ…。彼女は今もなお美しかったが、横にちゃんとボーイフレンドが。幸せになって欲しいと願いつつ、同窓会も良いもんだと思ったのだった。