Skip to main content.

2011年 01月 19日 水曜日

神戸市から人口の動きについて報告があり、喜ばしいことに、神戸市は出る人より入る人が多かった。報告によれば… 年間で842人増加し、1,544,767人。出産の数から死亡の数を引いた自然増加数が△1,479人と、出産数は大幅減。転入から転出の数を引いた社会増加数では、2,321人増加した。

区別を見ると、東灘区は平成19年に人口が減少したものの、その後3年連続増加。灘区、中央区の人口は引き続き増加基調。この3区で神戸市全体の人口増加を牽引している。兵庫区、長田区は自然動態減が続き、兵庫区の人口は2年連続増加していたが、再び減少に転じた。

長田区は人口減少が続いてる。須磨区のうち、本区の人口はほぼ横ばいだが、北須磨の人口減少により、須磨区全体では人口は減少している。垂水区は平成12年以降、主に社会動態減による人口減少が続いていたが、前年より社会動態が増に転じ、今回は2年連続の増加。北区は平成20年に人口が減少したものの、その後2年連続増加。西区は前年より社会動態が減に転じており、増加幅も縮小した。

結局、自然動態が増加したのは、東灘区、灘区、西区の3区で、他の6区は減少と、国立社会保障・人口問題研究所の予測傾向が、方向性としては概ねトレースされているように感じている。さて、この新しい報告が出たからには、これも踏まえて、神戸市都市計画マスタープランを更に精査研究しなくては…。