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2011年 01月 12日 水曜日

現在、議会で生活保護費が急増している事が問題になっている。調査してみると… 保護率が平成16年8月で25%だったのが、平成22年10月で30%に。保護費の総額が平成19年度は67,008,781円だったのが、平成21年度は72,556,004円。

時々、このブログでは議員の困ってることを書いているが、昨日もある他地区の方から生活保護を求めて私の力を借りたいとの陳情があった。だが、前述のような状況では、議員が手助けするにしても、よく状況を調査した上で当局に紹介しないと、却って不公平を生む結果となりかねない。

例えば、現在母親が生活保護を受けているので、自分も受けたいという方のケース。少し事情を伺うと、既に当局に申し込まれていて、後押しが欲しいという。当局に様子を聞いてみると「書類を見て本人に会って判断します」と、当たり前の答え。そこで「そんな当たり前の答えでなくて、どのような状況か聞きたい」とたたみかけてみたが、「事情を申し上げる訳にはいきません」……私には、それで分かった。「無理をしてはいけない。公平に判断して下さい」と電話を切った。この職員は公平に仕事をしている、良い職員である。

現在のように市民の中で不平間が続くと、真面目に働く意欲が減少することになる。私を含め、議員は心すべきだと思う。ましてや、キツツキのように当局に交渉するのは、さて、いかがなものか…