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2011年 01月 08日 土曜日

本当に何ともならないのだろうか。建設当時、どんな施工をしていたのか調べてみたい気がするが、私にその方面の技術的な知識がないのが、悲しく、悔しいのは、六甲アイランドの… 川。去年の暮れに六甲アイランドを訪ねた時、六甲アイランドを愛しておられるNさんから「六甲アイランドのシンボルでもある、真ん中を流れる小川のせせらぎの一部がなくなってしまう。今からでもなんとかならないか」と相談されたのだ。

もとより、このせせらぎは、六甲アイランドにとって大切なもの。せせらぎで遊ぶ子供たちの元気な姿が、目に焼き付いていて、私自身、このせせらぎに対する思いいれがある。というのは、かつて、六甲アイランド建設中の委員会で、この水を中水にするか、水道水である上水にするかで激論になった。私は上水を主張し、局長は経理面から中水を主張した。私は(子供たちなどが)きっと中に入るからと懸念して上水を主張。局長は「大丈夫、安全な水である」と主張。そこで、「それなら局長は飲むことができますか」と反論。それが新聞で報じられるなどして、上水の採用が決まったのだった。以後、子供たちが中で遊ぶ姿を見ては、私の判断を誇りにしてきた ─ それだけに、何とかせねばと思い、さっそく担当課長と交渉に入った。

課長は、係長を連れてわざわざ事務所に来てくれて、論議したが、既に昨年の6月頃、地元の役員の皆様と交渉していたようだ。その部分に漏水が激しく、改造するのに莫大な費用がかかることに加え、それでなくても既に年間5000万円くらい経費がかかっていて、「議員、これ以上は堪忍してください」という。「なるほど。それで、地元はどう言っていますか」と聞くと、「ほぼ理解してくださっているようですが、やはり復活してくれとの意見も根強くあります」とのこと。しっかりと地元と相談するように、改めてお願いした。さらに、支流がどうにもならないなら、せめて本流は絶対に止めないことを確約して欲しいと要望した。

本当に、当局の説明の通りなのだろうか ── 疑ってはいないものの、いかにも水路を無くすのはさびしく思うのだ。