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2011年 01月 07日 金曜日

市役所も、民間と同じように若い人々にその方向性が感じられるような神戸市役所として、もう一度『株式会社神戸市』よろしく… 昔ながらの市役所から脱皮し、ワイン以外で活躍して欲しいものだと、新年早々から通関したのは、地場産業、酒蔵の蔵開き。

東灘区御影も、この季節は蔵開きが続くが、今日はその一つ白鶴酒造株式会社にお邪魔した。白鶴は私の好きな蔵の一つで、私が補欠選挙で始めて出馬した時、当時の嘉納正治社長に大変お世話になって以来、私の片思いとなっている。今年の蔵開きでは、何より同社が発売された化粧品に大変興味があったので、是非お話しを伺いたかった。

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入り口では、社長、会長、取締役等、白鶴酒造の幹部の皆さんが並んで丁寧なお迎え。お一人お一人と挨拶をし、会場の中で化粧品担当者のM課長と引き合わせていただいた。イキイキとされ、自信に満ちたお顔が、とても嬉しかった。

私はまず、地場産業が伸びるべく努めておられることにお礼を申し上げ、「今回の化粧品の販売のヒントは?」とお尋ねした。
「お酒は家庭に入り込んでいくのです。したがって、家庭に丸ごと白鶴が関わりを持てるようにしたいと思った。さらに、酒だけでなく、関連の事業を伸ばしていきたいと思ったのです」
と力強く答えて下さった。売れ行きを伺うと笑って、「順調です。しかし会社の要求からはもう一歩です」。その顔は自信で満ちあふれていた。

「酒屋関係の方々には長生きが多いし、肌がツヤツヤしておられますね。やはり酒が関係あるのでしょうか?」と聞くと、「そうなんですよ。麹菌がとっても肌にいいんです。だからSK-ⅡのテレビCMは麹菌から手を抜いて、真っ白だとPRしています。アメリカの企業ですら、それを認めている証拠ですよ。もっと宣伝をして欲しいですよ」。そういえば、高級化粧品SK-IIのP&Gも東灘区だった。

白鶴酒造は、私が提唱する医療産業都市づくりでも『バイオ』分野で協力して下さっている。酒造だけでなく、色々な方面で拡大を図っておられるようだ。「次の目標は?」と尋ねたら「企業秘密です」と逃げられたが、頼もしい会社が我が東灘区にある、そのことがとても嬉しかった。