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2009年 06月 20日 土曜日

昨夜は、午後6時から盛山代議士の為の座談会が灘区で行なわれた。鹿児島県人会の方々を中心に、参加者は30名を超えた。私の好きなOさんが前座として…

▲西郷隆盛論

「西郷隆盛」についてご講話下さった。薩摩藩主・島津斉彬公は、西郷隆盛を獄中で衰弱死させるつもりで、奄美大島で4畳半の座敷牢に入れたが、死ななかった。隆盛はさらに徳之島や沖永良部島に送られ、痩せてボロボロになった。見かねた島民によって食を与えられ、牢も8畳と広くなり、妻もでき、2人の子供をもうけた。その時に読んだ本の数が、なんと1,300冊。そこから得た知識が、明治維新に役に立ったという。もっとうかがいたかったが、時間切れ…



盛山代議士の話に、皆さん感動して閉会。盛山代議士の話は、内容が出てきた。特に国家論がすごい。その後代議士と私とOさん、SさんとKさんの5人で、お茶を一服。帰りは、また午後10時になり、案の定ピョン(毛作・猫)に叱られた。帰りは、また午後10時になり案の定ピョン (毛作・猫) に叱られた。


▲ボランティア

明けて、今朝はボランティアをしてきた。受付で、人を待つが誰も来ない…

まだインフルエンザの風評被害が続いている。昨日知事選挙が始まったが、盛り上がりに欠ける。市と県は、イソップの「アリとキリギリス」で、震災後、市は人員削減3,000人、給料カット、資産の売却、議員数の削減等、まさに「アリの生活」だった。一方、県の財政は大変なようだ…


ボランティアの最中に、例の「主人が酒乱で暴れる」と相談された奥さんから電話があり、「おかげさまで、あれ以来がんばってお酒を飲んでいません」との事。良かった!!
「奥さんは今、どこにいますか?」と聞くと「外に出ています」との事。私は思わず「どうして一緒に居てあげないんですか?」と言ってしまった。二人きりの夫婦でお金もあるのに、奥さんは働いておられる。「主人といると……」とおっしゃるが………
彼の寂しい気持ちも分かる。だから、猫を飼ったり、犬を飼ったり、魚、ネズミ、カメ、エイ…彼も苦しんでいる。いつか言わねばならないが、夫婦間の事は結局、間に入った者が悪者になる。それ分かっているが、私は、そのご主人に電話をして、私との約束を守ってくれている事に感謝した。彼は、元気に「先生、頑張ってカンボジアに連れて行って下さい。子供達に150人分の文房具を買って、袋に詰めている」と答えてくれた。ありがとう、このまま誇るべき友人になって欲しい。


▲火災現場

ボランティアの帰りに消防車が後ろから追い越して行った。かなりの数である。事務所に帰ってから確かめると、第三工区の産業廃棄物業者からの火事。あわてて駆けつけた。私は、第三工区会の顧問をしている。今回は負傷者もなく、大事に至らず、良かった。それにしても火事が多すぎる。灘区・東灘区は南に工場群を持っている。なんとかせねば。



その後午後4時からは、ある自治会長から相談と報告。相変わらず、自治会長同士のイザコザ…みんないい人なのに、自己顕示欲の強い人、自己主義の強い人 ─ 皆がそれぞれに、それぞれの正義を語って主張するから、難しい…。合成の誤謬である。一歩引いてニッコリ、がなかなかできない。今日来て下さった方々は皆さん、公平な方ではあるのだが、と、私自身も胸に手を当て、反省する。人間は難しい、でも、興味が尽きない。

午後6時、ようやく帰宅、ピョン(毛作・猫)と遊び、癒されて一日をしめくくった。