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2010年 12月 29日 水曜日

来年7月に地デジに完全移行し、ブラウン管のテレビが荒ゴミとして出されることが予想されることは、前にも記したし、議会の質疑でも唱えた。今のシステムでは、自治会費が… 保たない。

ある自治会長は
「毎月100円の自治会費を集めて、爪の先に火を灯す思いでやりくりしているのに、不埒な市民のために使わねばならない。ましてや我々が望んで地デジにしてくれとお願いした訳ではない。政府が責任を持って処理して欲しい」
と訴えられている。「儲かったのはJ.comだけで、どうなっているの」とも。私も、少なからず同感である。

というのも、22日、年末のご挨拶のため岡本地区を回っていたとき、岡本商店街のど真ん中のある商店の方から、
「古いパソコンのモニターや、クーラーの室外機の裏側か換気扇のフードらしき物が違法に放棄されてて、困ってたのよ。先生いい所に来てくれた。どうにかして」
と懇願されたのだ。この種の陳情はよくあるけれど、「こんな人目につく所に、よくやりよるなぁ」と怒りが込み上げてきた。

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加えて、違法投棄された周辺に、心ない人が、さらにゴミを投棄している。私に訴えた商店主は商店街の組合に訴えたが、環境局に訴えるように指示された。そこで環境局に訴えたが「これは産業廃棄物なので取ることはできません」と言われてしまったそうだ。とりあえず張り紙をしたものの、そのままになっていて、既に2週間も経っているという。

経験では、このようなケースは自治会の費用で、1個5,000円〜6,000円を支払って産業廃棄物として処分する。前に取り上げたのと類似のケースだ。商店街の組合とお話ししてみると、
「組合費で処理するにも組合費の支払う対象でなく、近隣で処理するか、公で処理して欲しい。今回組合で処理すると、クセになってずっと処理しなくてはならず、たくさんあってできない」
との返事。そこで、近隣有志の方々は、このような警告文を出されていた。

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文中の調査などは既に依頼済みだそうだが、困ったものである。こんな悪い市民のために、善良な市民が集めたお金で処理している現状を変えなければ、善良な市民が気の毒だ。今回の岡本の件は時間的にも何とかしざるを得ないが、抜本的に対策するべきだ。