しかし、今日に至っても取り外したり、剥がすなどしていない。
関係者の一人は
「本来、議員になるべき人が法律を守らなくて、人前で正義を訴えているのは不思議ですよね。いい加減にしないと、市民に分かってしまう。真面目にやっている議員を志す人々が、声を上げる事になる。そうすれば、かえって悪いイメージになる。そうでなくても、ポスターをめぐっては、剥がした剥がさないと嫌な噂が聞こえてくる。できるだけ順法精神で選挙をしてみてはどうか」と言う。
「私がそんなに立派なのか」と薄ら笑いが聞こえそうな、その声も甘んじて受けた上で、
「出来るだけ順法精神でやりたいと思っている。とりあえず市民の目に触れる部分からやっていけば、信頼を得る事ができるはずなので…」と応えた。