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2010年 12月 16日 木曜日

日本の公立外国語大学2校といえば、東の東京外大、西の神戸外大。日本人の外国語教育を支え、年間約20億円の経費がいるが無借金経営だという神戸外大ながら… その内の10億円は神戸市の税金が投入されている。私は、この税金投入は良いと思っている。

できれば神戸市民が入学して、神戸市民全体の外国語レベルアップにつながって欲しいものだけれど、それはさておき、このような外国語大学は、国公立では2校しかないために入試難易度も高く、広い地域から学生を確保しているのだそうだ。

実は、久しぶりに議会にいってみると、行財政局の玉田敏郎局長から『神戸市外国語大学における格付けの新規取得について』という報告があったのだ。詳しく見ると「公立大学法人神戸市外国語大学が、株式会社格付投資情報センターから格付『AA[格付の方向性:安定的]』を取得した」という。もっと詳しく尋ねると
「『AA』とは『信用性は極めて高く、優れた要素がある』、『安定的』とは『格付けを今後見直す場合、当面変更はない』とされています。なお2010年4月9日に神戸市がR&I社から取得(維持)した発行体格付と同じ評価となっています」
とのこと。

大変優秀だとの格付を得たという、嬉しい報告だったわけだ。私は本当に嬉しかった。きっと着実な苦労をして下さっているのだと思う。高い語学能力と幅広い教養を持つ人材を育成する大学を持つのは、大学を運営している日本を代表する国際港湾都市神戸市にとってはもとより、日本にとっても大変意味があり、重要なのである。

写真
▲桜が満開の頃の神戸外大キャンパス