御影のまちを練った地車は、改修箇所が基礎部分だったので、1700万円の費用をかけた大改修が施された。新しくつくるには1億5000万円〜2億円位かかるので、新調する町は皆無。町に地車が欲しい場合は、どこかの村に眠っている地車を購入し、何千万円とかけて町で育てていくのが一般的。それを紹介してくれる業者もあって、今や、地車が町まちをまとめるツールになっている。
▲ 厳粛に執り行われたお披露目の式典で
私は式典から出席し、祝賀会では東之町の地域力がいかに凄いかをお話しした。特に、新しいマンションに来られた人々と、古くから東之町に居られる人々の調和が上手くいっているのは、凄い。自治会の大澤潔会長も、そんな地域について「マンションの人が地車を引いてくれるのですよ。マンションの子供達が多く参加してくれるのですよ」と目を細める。
餅つきもほうぼうで催され、沢山の人が、自治会の役員さんや青年会の人々がつくお正月のお餅を頂いていた。
顧問をしている少年野球交友会の『第30回秋季大会閉会式』と『6年生を送り出す会』も行わた。各チームの6年生が保護者とともに本庄中央グラウンドに集まり、挨拶の中で「君達が大人になって、人生に余裕ができたらまた交友会に戻ってきて、子供達の面倒を見てやって欲しい。君達をお世話して下さったコーチ・監督の中には30年以上の人々がいます。ありがたい事です。人生の価値は、お金持ちになる事でも、いい車に乗る事でもなく、いかに社会に尽くし、他人のために尽くす事ができるかなのです。どうか、私との約束を忘れないで欲しい」と話した。
あれこれと多忙な一日だったけれど、お陰様で心が満たされていると、実感。何もかもに、感謝。