私が初めて出馬した時もそうだった。駅前に立ってビラを配っていても、なかなか受け取ってもらえない。中には目の前で破り捨てられる ─ そんな時、市民の皆様の一言一言、温かい言葉でまた、元気を取り戻す。そうした経験から、市民感情を知るのだ。これからの新人にも、どうか皆さん、温かい言葉をかけてあげて欲しい。
ある新人候補者は「自民党に風が向いてきたと思います。『民主党に騙された』と言ってくれます」と言っていたが、果たして来年の4月までもつかどうか、これまた心配だ。
以前、委員会で「もっとセンスのあるルミナリエにしよう」と言ったことがある。以前は、笛を吹いて誘導していた。震災の鎮魂と神戸の美しい和やかな祭典にする工夫はないものか、もう一度考えねばならない。例えば、香港ではないが、ルミナリエと神戸全域の大バーゲンを同時に、実施するといったように、何か策を考えなければ。きっと、飽きられてしまって、回を追うごとに来場者が減っていくと思う。
会合の前、そんな事をつらつら考えながら、第一楼のロビーにて。