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2009年 06月 17日 水曜日

昨夜は午後7時から、まちづくり協議会阪神御影駅周辺部会が開かれ、午後8時45分まで出席した。阪神御影駅南側駐輪場を移転して、公共広場としたい… とする協議会の動きに対し、御意見を皆様に伺ったが、ほとんどが賛成であった。しかし駐輪場を利用している人々から反対の意見が上がった。当たり前で、神戸一便利な駐輪場だ。自転車を停めて30秒で改札口。

▲阪神御影駅周辺部会

御意見の中には、どこかの政党が言っている「開発に伴う不正があった」と同じ意見もあり、それらの意見を発表するかどうかが論議になった。御意見の全てを発表するのか…しかし、御意見を頂いた人々だけがご意見をお持ちなのではない。結局、今回協力して下さった人々にお礼を申し上げ、大意をくんで発表し、詳しく知りたい方への配慮を明示するという結論を得た。妥当な結果だと思った。

何十年もの間、駐輪場が幕をしてきた周辺の人々の苦悩、潰れていったコトブキのケーキ屋、ケガをした歩行者、常に掃除しなくてはならない位汚かった周辺…すべて、すべて当時の東灘土木所長の失政である。仕事を急ぐあまり、最も手頃であった土地を使った。そこは、御影の顔とも言うべき大切な公共の広場であり、イベントの場であった。それを、役人が失点を恐れるあまり、単に任務を果たす為決定した。以来、御影は苦しんできたのである。

利用者の方々がわずか3〜4分歩いて下されば、代替地を用意できるだろう。遠方から御影の酒蔵や会社に通うための、駅と目的地をつなぐ自転車の駐輪や、御影の人々が三宮、大阪に通う為の駐輪なら、ほんの3〜4分早く家を出ることで、何とか助けて頂けないものだろうか。そうすれば、御影に公共の広場が戻る。顔の部分に駐輪場を作られてしまった御影の苦しみを、御理解いただきたい。

「知恵を出し合う、賢い御影でありたい」と思いながら、午後9時のアポイント先に向かった。帰りは午後10時を過ぎた。また、ピョン (毛作・猫) に叱られた。


▲代表質問する橋本議員

今日は、午前10時から補正予算に伴う本会議。我が会派から、中央区選出の1期生橋本議員(29歳)が代表質問に立ち、平野団長と相談役の私は最後方で見守った。彼は、堂々と落ち着いて、時には市長を睨みながら分かりやすく質問してくれた。

質問事項は4点であるが、その内3点はインフルエンザ関係で、特に大切なのは「仮に、秋以降に強菌なインフルエンザが流行した時 ─ 例えば死亡率50%に近いウィルスであるとき、市民を守る医師や看護士、薬剤師等、第一線で働いて下さる人々をどう保護・保障するか…」との質問であったと思う。これに対し当局は、「確かに大切な事で、国から市に対するインフルエンザの件についての交付金でまかなっても良いと(国は)言っているが、交付金は他の設備等で使い、この件については国が責任を持って対応すべきである」と答弁した。

私は、これは理解できない。先ず、市が独自で最も大切な医師や医療関係者の安全・保障策を示すべきだ。さもなければ、医師の確保すら難しくなるだろう。今回、川島龍一医師会長は、「医師は患者を見捨てる訳にはいかない」として、一般診療で受入れて下さった。が、いつまでも医師の倫理に頼るのは限界があると思わねばなるまい。市長の英断を求める。