それによれば、市長・副市長・議員がそれぞれ減額。市長は2,833,677円が2,573,109円に。副市長は、2,708,788円が2,459,704円。かく言う私は、2,427,300円が2,204,100円に、減る。誰ひとり意見など口にせず、ただ「そうですか」といった様子だった。
その後、視察で乗ったバスの車中でのこと。ベテラン議員が
「どこまで下がるのか。若い議員は子供もいるし、大変だ。私も大変で、今や政治献金もゼロ。持ち出し会計が続いているけれど、頑張るしかない」と言っていた。
他の人から見ると、多いと思われるかも知れない。だが、事務所を開き、秘書だって雇わねばならない。それが、ボランティアの方々で支えられるような、こんな計算だけでは、議員のなり手はなくなってしまう。
名古屋ではないが、思いきって、ロサンジェルスのように月給5ドルで、秘書も車も公金で賄い、予算権を与えて名誉職にするのも、一つの方法かも知れない。知れないが、しかし…