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2010年 11月 11日 木曜日

「是非、委員会で取り上げて、対策を考えてもらわないとエラい事になる」 ─ そう実感させられたのは… 地デジ移行に伴って、粗大ごみになる非対応テレビだ。

というのも、事務所で仕事をしていたら
「安井さん、町内でテレビと洗濯機を荒ゴミの日に出してて、違法なので市は持っていってくれない。一応シールしてあったので、業者にお願いして持っていってもらって、今15000円払ってきたけど、これも自治会費で払うとなると本当に困る」
と、いつも大変お世話になっている御影の、とある自治会長さんが飛び込んで来られ、私も驚いたから。

先ず、その不心得者に対して、心から怒りを覚えた。自治会の皆さんが額に汗しながら集めた300円や500円の大切な自治会費が、そんな人のために使われている。おおかた地域活動もせず、挨拶もしないで、自分だけが良ければいい。そのくせ、少しでも気に入らない事があれば、辺り構わず電話をするから、役所・警察・消防もたまったものではない ── そんな人なんだろう。

仮に、そんな人ばかりが集まった町ができたら、どんな町になることか。一度実験すれば面白いと思った事はあるけれど、しかし、その自治会長さんの危惧は、そこに留まってはいなかった。
「今はまだ辛抱できるけど、いよいよ来年の7月24日に地デジに全面移行したら、とたんに、町の陰や、山や川や海にブラウン管のテレビが捨てられるようになるよ。その事の対策はできているの」
と、聞かれたのだ。

なるほど、全くその通り。対策には国との連携が必要なのだが、景気浮揚策のエコポイントが12月で半分になるとあって、駆け込みの今月は一つの山かも知れないから、大変。地デジ難民対策と絡めても、何か考えるべきなのだろう。

それにしても、自治会長のお仕事は大変。地域のために無報酬で働いて下さっている自治会の役員さんは、本当にありがたい存在なのだ。