Skip to main content.

2010年 10月 19日 火曜日

当局が不適正経理などと言っている今回の不正経理について、組織のトップとして3ヶ月だけ、市長の給与を50%減、副市長の30%減を行なう条例が… 市長から提案された、第3回定例市会第4日目の本会議が開かれた。

共産党が、

  1. 不正経理が常態化していた事の原因は何か?

  2. 全国でも同じような不正経理が明らかになっているが、業者を訴えた市はない。神戸市が不当利得として訴えているのは、なぜか?


などと、かなり研究したな、という印象の質問をした。

市長は
「検品・監督するものが不預かりだったのが原因の一つで、今後、合計検査も行なわれる事でもあり、調査は続ける」
という苦しい答弁をした。

副市長は
「差替え伝票で購入したところで、違う品もないのだから、検品もできない。従って、業者は不当利得したのではないかと思っている」
と答弁した。

共産党の言っている事も、分かる。だが、市は既に非を認め、明日の総務財政委員会では弁護士3人、公認会計士2人の『神戸市経理適正化外部検証委員会』を立ち上げると議会に報告し、今後に備えようとしている。

明日の委員会でも引き続き議論される事だが、今は、少し見守っていく必要があるだろう。不正は不正だと言うもの良いし、共産党も同じ意見だとは思うが、今後このような事が起こらないよう、共に工夫する事こそが、最も大切なのだ。

写真