- タイトル「KOBE WAVE」
- コンセプトとしては、海と山に抱かれる形で広がる都市・神戸の特徴的な地形を象徴的に意匠化しています。
といった内容で、デザイン案に対する意見の公募期間は、平成22年10月1日〜11月1日。その後、11月に意見の整理・公表を経て、デザインの決定となる。オリジナルプレートの交付開始は、平成23年6月から。交付済現行プレートの交換も、この日から開始されるらしい。
ところがこれ、よく聞くと当局が某大学のデザインの教室にお願いして考案されたデザイン。警察との打ち合せ中には色々と難しい面もあったものの、とりあえず神戸市案として出したものらしい。つまり、何か煩わしい表現になっているが、あくまでも意見募集であって、新しいデザインは採用されることは、ほヾないらしく、「これで良いでしょうか?」と、信任を求めるための意見募集のようだ。
私個人としては、手続きとしての寂しさをおぼえる。当局案の段階で、より広く、多くの大学や一般人にもチャンスを与えてくれたら、もっと他にも案は出てきただろうし、美しい神戸市とその文化を、より的確に表現できたかも知れない。市民が神戸市を思う機会ができたのに、と考えると、色々な事情はあるにせよ、もっと広く呼び掛けて欲しかった。