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2010年 10月 11日 月曜日

東灘区区制60周年記念式典と、それに続くだんじりパレードが…
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▲ 挨拶に立たれた市長
前日の雨が嘘のように晴れた10日に行われた。うはらホールにて市長を迎えての東灘区区制60周年記念式典が催され、続く10時45分から、東灘区の各地をだんじりが練りまわった。

式典では多少参加者が少なかったものの、和やかかつ爽やかで、特に神戸合唱団による市歌と区歌の合唱が清々しかった。

各団体の後に市会議員・県会議員・国会議員の順に紹介したのも、良かった。市の行事でなので市の関係者から紹介するのは常識だが、時として国会議員から紹介する時もある。忙しい中参加してくれた荻坂伸秀神戸市会議長も、「さすが」と褒めていた。唯一残念だったのは、舞台の中央に掲揚された国旗と市章の”しわ”が目立ったこと。横に居た議員の口からも思わず「アイロンくらいかけとけよ」の一言が漏れ聞こえたが、同感。

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しかし、東灘区のだんじり全31基中、修理等で残念ながら出られないのを除いた28台が勢揃いした光景は、圧巻。東灘区中を練り回り、すべての人々が輝いて見えた。事務所のある御影にも、住吉・魚崎・本山・青木・深江の見事なだんじりが来た。

と、あるリーダーが
「これまで貢献されたFさんに対する扱いが悪い」
とぽつり。みんなもうなずいていたが、区役所とはそんなところかも知れない。御影でのパレードに来られていないその方を、私はお迎えに伺い「申し訳ない」とお詫びしたが、「そんなものよ、ハッハッハッハ」と笑い飛ばして下さった、その大人然としたお姿に救われたのだった。

夕方には、 十二間道路を埋めた勇壮なだんじりと、道路の両脇を埋め尽くした区民の熱気で、東灘じゅうが盛り上がった一日は最高潮に達した。まさに「東灘区が一体となった」一日だった。