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2010年 10月 02日 土曜日

海洋国家の日本を守る決意を語ってくださったのは、7月26日に着任された山本高英司令。
私の友好団体である「魚崎21C」が催し… 35名もの方がお集まりくださった、東灘区魚崎浜の第三工区にある海上自衛隊阪神基地隊の司令を囲む会でのこと。

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制服がよく似合う知的な司令で、聞くところによると3代続いた軍人さんだそうだ。さらに驚いたことに、あの司馬遼太郎が書いた「坂の上の雲」の主人公で、日露戦争でロシアのバルティック艦隊を日本海で迎え撃った時の作戦を指揮し、世界中をアッと言わせた、あの日本海海戦の立役者、山本権兵衛の甥孫に当たられるそうだ。

今は司令として国民の為に何ができるか模索中らしいが、司令は防衛大学を出て、航空機内で作戦を指揮する「戦術航空士」として上空から日本の海を守ってきた。やはり作戦のプロだ。当会にゲストとして自民党・民主党の市議も出てくれて、和気あいあいと楽しく司令と談笑した。会長の中田勘治郎氏からは、震災の時の海上自衛隊の活躍のお礼と、国民を守って下さっているお礼が述べられた。

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私は、神戸市が今まで自衛隊を遠ざけてきたことを、常々批判してきた。阪神大震災における海自の活躍は、市役所の思惑とは違い、市民がはっきりと感謝の意を表し、市役所に市民の手で「自衛隊さんありがとう」と書かれた垂れ幕がつるされた。それでもなお、自衛艦の神戸港入港を拒む勢力があったのだが、魚崎21Cの皆さんの力をはじめ多くの声に押されて、先頃、ついに入港に至った。

当然ではないか。自衛隊は、国の財務省や国土交通省と同じ国家公務員であり、同じ一省庁なのである。

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