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2009年 06月 12日 金曜日

今日の昼食は、お父様からお付き合いのある。東灘区御影本町6丁目の「太田食品さん」の新らしいお店。アットホームなお店なので… 食通のKさんと中山秘書も一緒で、とてもおいしいランチを頂いた。

本当は娘さんの作る手作りケーキとお母さんのイカナゴのくぎ煮が、知る人ぞ知る美味しさ。私は、実は食べる事は割にうるさい方で、よく食べ歩きをするし、そちらの誘いはあまり断らない主義である。

午後1時からは、知的な女性議員M議員と共に地場産業の代表である日本真珠組合との話し合いで、地場産業を助ける為に議員懇談会を結成する為の下打ち合わせに行った。

平野昌司団長も、M議員なら政策もしっかりできるからと同意し、組合も、真珠が似合うと歓迎して下さった。やはり大変な不況で困っておられる。
何よりも、神戸市は世界の真珠の交易の中心であったが、今は香港になっている。空港がなかった事や、世界中のバイヤーが集い展示するコンベンション設備の遅れなどを背景に、大きな市場を失ってしまった。責任の一端は行政にも議会にもあっただろう。
これから、香港相手に戦う事になる。かつてサーズで香港がウィルスのたまり場の様に報道され、バイヤーが集まっていないとの情報を当時のS社長から聞き、私が矢田市長に提言した事があった。矢田市長はただちに、六甲アイランドのホテルの宴会場で商品を保税扱い(商品を税金をかけずに並べれるようにする処置)とするよう国に交渉し、香港の大きな交易展示会の誘致に成功した。矢田市長の行動力とS社長の機転で、一つは取り戻したのである。が、反対に今回の新型インフルエンザでは、神戸からいろいろな展示会が他地区に流れているかも知れない。

如何に情報を活かし、すぐに行動するか ─ 行政と議会が両輪となって、神戸の活性化する必要がある。まずは真珠から始める事とする。

ところで、昨日書き忘れたが、東灘区の大火で殉職された「速水力さん」の義援金として、自由民主党神戸市議団から10万円をお包みした。我が会派もいいとこあるなぁ。東灘区議員団としても、考えなくては…。