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2010年 09月 22日 水曜日

環境局の職員がパソコンを横流しして7000万円を着服していた件を発端に全庁への緊急内部調査をした結果、2億1000万円の不正があったと… 先日からの不適正な経理処理に関して、本日の総務財政委員会で報告された。

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昨日の本会議上も、この件について市長は「市民の皆様の信頼を裏切る結果となったとは、誠に遺憾であり市民の皆様に心からお詫び申し上げる」と陳謝していた。しかし議員からは、お詫びでなく原因を追及するべきとの意見が出て、9月10日の行財政局からの報告9月13日の数字に関しての答弁が続き、長時間に渡って議論が出た。

議員の多くは「民間では考えられないことだ」「もっと外部からの監査を導入するべきだ」と言う。更に、平成19年にコンプライアンス条例が導入されてからも、架空伝票で電子レンジや温水便座を購入したりと、驚くべき私的流用があったのだ。この件については、市民は本当に怒っている。議員側が「監督責任の部課長の責任はどうするのか」と、鋭く追求する場面もあった。当局は「市長・副市長の減給だけでは済まないと思うので、現場の部課長にも事情に合わせて責任を取らせる」と答弁していた。

行財政局長が最後に「『備品等の予算が窮屈で困る』といった現場の声が出ているのは知っていたが、そのために不正経理で対応していたとは、知りませんでした」と答弁した。私はそんなことはないと思っていたし、長年に渡って、よくここまでしてきたものだと思う。呆れ返ってそれ以上の追求を止めたが、知らなかったでは済まされない額。それを、知りませんでしたとは…市民の皆さんはどう感じ、どうお考になるだろうか。