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2010年 09月 18日 土曜日

小・中学校のエレベーター設置の件が話題となったのは、教育委員会からの報告中。現在神戸市内の小学校数は… 166校、中学校は83校、合わせて249校ある。このうちエレベーターを設置している学校は、98校と半数に満たない。主に、障碍児童や難病の子供達のために設置され、設置していない学校は、教職員が子供達を人力で抱えて移動する。

国も、インクルージョン教育として、障碍を持った子供も通常クラスでともに教育をする方針だ。子供達がいたわることを学び、助け合う素晴らしさを学ぶ良い機会だ。しかし、これにはお金が掛かる。一部には「『なかよし学級』に無理に行かせなくても」といった声もあるが、私は、できるだけ「なかよし学級」は守るべきだと考えている。エレベーター設置には平均3000万円かかり、半分は国が出してはくれる。私もしばしば、難病の会の方々に頼まれて教育委員会にお願いするが、まさに予算との戦いである。

今年度は、六甲アイランドにある、念願の向洋小学校に設置されることになった。これで、心臓病で苦しむ子供が助かる。以下、今年度の設置予定校を調べてみた。皆さん、きっと喜んで下さるだろう。




年度東灘中央兵庫長田須磨垂水西
二十二年度向洋小鷹匠中明親小桜の宮小・有野中・小部中・甲緑小妙法寺小・高倉台小塩屋北小・神陵台小・乙木小・東舞子小高津橋小・井吹東小・東町小・樫野台小・神出小