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2010年 09月 03日 金曜日

町の将来を考えて、地味で苦労の多い仕事をやろうとする気持ちに感心させられた一件。盆踊りや運動会をしている方たちは、よくやって下さると人気が出るが… この仕事は、地味。「団地に通る私道を”市道”に変えておきたい」「里道は、廃道にしたい」と、ある自治会長さんから相談を受けたのだ。

いずれも、簡単そうに聞こえて実は大変な仕事。団地に住む町内の方々は何の不自由もなく生活して居られるだろうが、いざ財産分与、建て替え、はたまた不動産売買といった時、思わぬ障害となる。多額の費用がかかったり、予定を大きく変更せざるを得なくなる可能性も、少なくない。

道路の維持管理は市でやってもらう方が、接している土地の不動産価値も上がると思う。ところが、住民の各戸それぞれ色々な意見があり、ひとまとめにするのが難しい。久しぶりで、本当に骨のある自治会長さんに会った気がした。一肌も二肌も、脱ぎましょうぞ。