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2009年 06月 05日 金曜日

速水力消防士長(32)が殉死されて、5日。消防局長もそろそろ落ち着いた頃と思い、電話をした。まず… 哀悼の意を述べた後、本題に入った。

  1. 速水力さんの死を無駄にしない為に、しっかりとした検証をする事。

  2. 東灘区・灘区は、南の埋め立て地に可燃性の高い爆薬庫を抱えているようなものだ。隣接している住民の不安を考えると、新しい条例か規則でも作って、消火活動がよくできるようにするべきである。


事実、隣接する地区の自治会長にお聞きすると、今回(6月1日)の大火災の以前にも、ほゞ24時間燃え続けた火災があったらしい。その方向で考えて頂きたい旨、政策提案をした。
これに対し局長は「議員の提案について真摯に受け止め、前向きに検討していきたい。やるとすれば、神戸市火災防止条例の中で考えてみる事もできる」との答弁を頂いたから、決してゼロ回答ではないようだ。速水力さんの死を無駄にしない為にも、私達は学習する必要がある。決して企業いじめではなく、延焼を防ぎ負傷者を出さないように、企業を守る為にも考えなければならない。
速水力さんへの義援金募金を、消防局が始めたらしい。いい事だ。早速、平野団長と安達政調会長に申し入れをして、自民党全議員が会派で送る事にする。このブログを読まれた方も、ぜひご協力頂きたい。
受入れ口座は、
三井住友銀行 神戸市役所出張所
普通口座   3129534
口座名義  「消防義援金 神戸市消防局庶務課長 菅原 隆喜」
(ショウボウギエンキン コウベシショウボウキョクショムカチョウ スガハラリュウキ)

午後3時20分より、仲間の山口由美議員と共に議会で、

改正保険業法に絡んで、神戸市知的障害者施設家族会連合会の役員の方と、兵庫県知的障害者施設利用者互助会の役員の方にお会いして、意見をうかがった。
「障害者が家族にいるとかなりの経済的負担がかかっていますが、お互いに助け合う為互助会を立ち上げ、1ヶ月12000円で助け合ってきました。互助会の給付料は60%位でしたが、この制度が金融庁からダメとの申し渡しがあり、この制度を生かす為にはミニ保険会社を作って自立運営をするか、既存の保険会社に入って身を守らねばならなくなりました。そもそも、掛け金を集める詐欺集団を防止する事が目的だったのが、掛け金という行為の規制そのものが厳しくなってしまいました」

かなり互助会的な制度であってもも今回の規制から除外されているというのに、なぜかこの方々の場合は改正保険業法から除外されず、適応されているらしい。国相手の話なので大変難しいが、何とか知恵を出して、除外以上の方法も視野に入れて勉強する事にした。

別れ際、「私達の組合に『今度障害者の子供が生まれてきました。どの様に挨拶をしたらいいのですかとの問いがある』と聞いて来られました。まだ、障害者を生む事が、何か悪い事の様な世間の思いなのでしょう」と私に告げた方があった。私はいつも、「障害者の方々に何の責任もない、何万人かに一人の割合で生まれる“人間”という生物としては、仕方がない事なので人類皆で助け合う必要がある。自分の家に子供が生まれる時、皆五体満足であって欲しいと願うが、生まれてきたら知らん顔をしてはいないか。せめて一日に一回、自分で願わないのに障害者で生まれたり、障害者になる子供がいる事を、どうか皆さん、思って欲しい」と、そう願っている。