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2010年 07月 06日 火曜日

東灘区議員団会議が昨7月5日、東灘区役所で行なわれ、東灘区選出の市会議員が見事、午前9時きっちりに揃った。いつも決まってこの種の集会に遅れてくる議員がいるが… 選挙中で気が引き締まっているのだろうか。議題は、

  1. 東灘区選出市会議員団会計収支報告について

  2. 東灘区制60周年記念事業について

  3. 東灘区議員団の当番幹事の交代と民生委員推選会東灘区委員の交代について

の3つ。

写真
▲9時過ぎには会議が進行しだしていた
初めに、私から区長に
「現在の東灘区における不在者投票の状況報告を」
と質すと、
「東灘区は前回の選挙より7月3日現在、16.8%低くなっている。これは灘区と兵庫区も同じ。逆に高くなっているのは中央区で、他の区では前回並み」
とのことだった。さぁ、これをどう判断するか。

60周年記念事業は、約20の事業が区民の方々によって企画され、最大30万円の助成金を出している。中には、毎年行なっている行事に60周年という冠と、少しだけそれらしい色をつけたものもあるなど、首を傾げたくなる面もある。この際だから、真に60周年を契機に新事業を始めるとか、東灘区を見直すとか、もう少し考えてもらいたい。費用は、財産区・医師会・歯科医師会等から事業協賛金として募っており、現在10,129,475円集まっているそうだ。

そこで、
「50周年の時は、東灘区選出市会議員団として10万円協賛しているが、今回の60周年はどうするのか」
が問題になった。協議の結果、今回も10万円の協賛としたが、ある議員から
「公職選挙法にある、寄付行為に当たる違反ではないか」
と疑問が出されたので、私の方で警察と選挙管理委員会に問い合わせをしたところ、どうやら、質問の通り、議員団で協賛することは、公職選挙法違反らしい。

このため、市会議員団からは協賛金が出せなくなった。「東灘区のために役に立つのなら」と思い、協議の結果「今回も出そう」となったものの、法に触れては元も子もなく、仕方がないと諦めるしかない。それにしても、同じ東灘区から選出の県会議員は、市や区のことは関係ないのかなぁ…。