Skip to main content.

2010年 06月 30日 水曜日

平成20年度の税制改正で”ふるさと納税”制度が創設されたことに伴い、寄付したい人の所得の30%を上限に5,000円から寄付ができる制度… 「ふるさとKOBE寄付金」制度が設けられた。

行財政局長からの報告によれば、これまで、寄付をいただいた方に特にお礼の品をお送りするなどはしていなかった。そこで、感謝の気持ちを表わそうと、施設入場券をお送りすることに。【Aコース】有馬温泉「金の湯」「銀の湯」「太閤の湯殿館」各2枚、【Bコース】須磨海浜水族園2枚のどちらか一方を、5,000円以上の寄付金をして下さった方にお選びいただいて贈呈するそうだ。

ご寄付下さった方には、税法上でも優遇措置がある。例えば、所得税では寄付金額から5,000円を引いた金額が、寄付金控除額になる。詳しくは、 「ふるさとKOBE寄付金」のご案内 をご覧いただきたい。寄付行為が節税対策として多用されるなど、悪用されないように気を使っているらしく、なかなか複雑ではある。

平成20年度は32人の方が神戸を思って下さって、7,780,000円。平成21年度は42人で12,447,000円と、増加傾向にある。誠にありがたく、嬉しいこと。神戸は山や海、自然に囲まれた街だ。寄付金は、この環境「美しいまち神戸」を守るために活用される。そんな神戸への個人の思いが集まるようにと願っての寄付金制度。これを機に、皆さんが「神戸」をまた一層好きになって下さるよう願っている。