Skip to main content.

2010年 06月 17日 木曜日

いよいよ第二回定例市会、開会。今議会に付託された議案に特記すべき案件はないが、各常任委員会で審議する中に、シベリア抑留者の官職としての恩給の… 支払いを国へ要請する意見書提出を求める陳情が、福祉環境委員会に三木市の方から出ている。

写真
▲代表質問に立つ橋本健議員
姫路の方からは、子ども手当の廃止を求めた意見書を国へ出すように求めた陳情があり、これも福祉環境委員会での審議となる。いずれも神戸市政とは直接の関わりは少なく、意見書の効力がどれ程のものかという問題もあるが、自民党としてのケジメとして、十分な審議をしていく。

ところで、既に各紙で報じられているように、6月14日、当局の”広報専門官”が決定した。これは、市長選挙の影響もあって、できるだけ民間人を登用して市政の活性化を図ろうという与党会派からの要求に応じたもので、第一回定例市会でその旨を予算決定。今回の発表に至ったもの。

第一号は、松下麻理氏。佛教大学社会学部社会福祉学科卒業後、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで勤務され、企画推進部次長、広報室長など実績を上げてこられた。平成22年7月1日から平成25年3月31日までの任期で、臨時神戸職員の課長クラスとしてご就任頂く。現在神戸市は毎月1回”広報神戸”を出して、市のことについて広報しているが、その他に年2回程特別広報を出して、神戸のイメージアップや分かりやすい神戸市政の広報に役立てるようで、その方面を担当して頂くとともに、民間人の目からみた神戸のアピールの方法を提案してもらうそうだ。これは、良いことだと思う。

市の職員にも優秀な、やれる人がいないではない。が、上下左右、睨みの中で意見が通らず無難な所に落ち着いてしまい、斬新さがない。議会もそんなことにならないようにしなくてはならないと自問するのだが、果たして民間からの起用でどれほど目に見える変化があるか、楽しみにしている。恐らく、年俸は900万円ぐらい。本当に実績が上がるようなら、増額も考えてはとさえ思うほど、期待しているところである。