▲代表質問に立つ橋本健議員
ところで、既に各紙で報じられているように、6月14日、当局の”広報専門官”が決定した。これは、市長選挙の影響もあって、できるだけ民間人を登用して市政の活性化を図ろうという与党会派からの要求に応じたもので、第一回定例市会でその旨を予算決定。今回の発表に至ったもの。
第一号は、松下麻理氏。佛教大学社会学部社会福祉学科卒業後、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで勤務され、企画推進部次長、広報室長など実績を上げてこられた。平成22年7月1日から平成25年3月31日までの任期で、臨時神戸職員の課長クラスとしてご就任頂く。現在神戸市は毎月1回”広報神戸”を出して、市のことについて広報しているが、その他に年2回程特別広報を出して、神戸のイメージアップや分かりやすい神戸市政の広報に役立てるようで、その方面を担当して頂くとともに、民間人の目からみた神戸のアピールの方法を提案してもらうそうだ。これは、良いことだと思う。
市の職員にも優秀な、やれる人がいないではない。が、上下左右、睨みの中で意見が通らず無難な所に落ち着いてしまい、斬新さがない。議会もそんなことにならないようにしなくてはならないと自問するのだが、果たして民間からの起用でどれほど目に見える変化があるか、楽しみにしている。恐らく、年俸は900万円ぐらい。本当に実績が上がるようなら、増額も考えてはとさえ思うほど、期待しているところである。