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2010年 06月 16日 水曜日

昨日のまちづくり協議会阪神御影駅周辺部会で、どのような形にするか、図面を皆さんに配って下さったのは、先日書いた、交通事故が多発している大手筋と御影旨水館(御影市場)との変形交差点の改良について。事務所ボランティアの松下さんの訴えで東部建設事務所が… 素早い対応をしてくれた結果。

図面
▲対策案図面(クリックで拡大)
それによると、警察と協議をした結果、まず路面に注意を喚起するようにペイントし、路面にマークを入れて交通を流動させて、様子を見る。作業はここ1〜2週間でやりたいという。同時に、前々から要望のあった北側の歩道の段差の解消も、この際、工事に入るべく考えていると明らかにされた。こちらは、おそらく7月中旬頃になるのではないかと思われる。

今回の件では、松下さんの訴えを一介の婦人の訴えなどと軽視せず、すぐに警察と協議し対応されたのが、何より嬉しい。このような難しい交差点は、今回のように素早く対策を打つことで、命を助ける場合もあり得るのだ。

26年前のこと。国道43号線、青木交差点では多くの死傷者が出ていた。陸橋はあるが、信号付横断歩道がなかったのだ。

当時、共にボーイスカウト活動をしていた川北良博さんと立ち上がって、みんなの力で信号付横断歩道ができた。それ以来、死者は出ていないし、事故も激減した。命に関わることには、一刻も早く対策すべし。そのことが大きくても小さくても、大切なことだ。今回は、よくやってくれていると、大きく評価したい。

今後は地元の皆さんも、違法駐車・違法駐輪・違法看板などの交通障害を排除して、事故防止に協力していただきたい。松下さんは「自転車の交通マナーの徹底を呼び掛けて欲しい」とも訴えておられる。これも、なるほどと思う。まずは、身の回りの小さなことから始めようではないか。