元々この地点は事故が多く、Aさんの後にも、子どもと車の接触事故や男性とバイクとの接触事故があったそうで、松下さんはわざわざ現場を見に行って下さった。
血のりがついた道路を見て義憤を感じたという彼女は、何とかしなくてはと、婦人会のグリーンカードに書くと共に、私にも訴えられた。その時丁度、東部建設事務所の副所長が、仕事の打ち合わせで事務所に来ていて、彼女からの説明を良く聞いておられた。
副所長は、事務所に戻るとすぐに警察へ相談。警察も事故が続いていることを認識していたので、すぐに動いてくれたらしい。近所の人の話では、
「現場で早速チョークで印を入れたり、メジャーを持って測量して研究しているよう」だったというから、素早い反応だったのだ。
▲「さすがは婦人会を支える人物」と、感心
「良かったわー。私の相手の車も、一旦停止してゆっくり走って当たったので、気の毒なのよ。あそこは見通しも悪いし、何とかしなくては。私のような犠牲者が出ないように、よろしくお願いします」さすがは婦人会を支える人物。見方がすこぶる公平である。
かくなる上は、出来るだけ早く対策を施して欲しいところだが、関係当局や警察による検討のための時間も必要だろう。とにかく、良い方策を編み出して欲しい。その結果、無事故が続くようなら、民意が行政に反映した小さな一コマとはいえ、救われる命もあり得るほどの有意義なことなのだから。