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2010年 06月 02日 水曜日

白根大凧合戦の現場と歴史の館に、新潟市会の御厚意でお連れいただいたのは、6月1日。大凧合戦は本来6月3日からだが、特別に… その大凧を上げさせてもらった。

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広場で神戸市議の仲間と一緒にロープを持って走ると、意外と簡単に、すーっと上がったその様に「自民党の大凧もすんなり上がってくれれば良いのに…大変だねぇ」。前5月31日に行われた自民党政令指定都市議員連絡協議会で、全国の政令指定19都市の自民党市議が新潟市に一同に介し、地方分権の問題等を協議したのだ。

政策主幹を都市政策に変えることで都市に強い民主党に対抗しようと、各市の問題を論議し、親交を深めたのだ。永らく議員活動をしているから、全国に多くの、旧知の同士がいた。が、今回は、若い元気な議員がたくさん入ってくれていてうれしい半面、そんな仲間も減ってちょっと寂しい気も。

各市からの報告中、名古屋市の「大変な市長を抱えて困っている」という発言には、笑いが起こった。ほとんどは自民党が市長を支える与党なので、政策に責任を持っているのだが、「大阪市も同じだよ」との発言が。名古屋・大阪の両市では深刻に感じているようだ。私は「政府が民主党になっていしまったので、自民党を支えているのは我々地方議員。その地方議員が与党にあることこそが重要である」と、常々言っているし、そのために神戸市で頑張ってきた。

石原伸晃組織運動本部長は「鳩山総理の迷走ぶりと財源なき選挙目当てのバラマキは堪え難い。世論調査で支持率が民主党と互角になってきたとあるが、両党の違いをあらためて訴えていかないと勝利はない」と講演。いつものような話とはいえ、ごもっとも。

総理が普天間問題解決に切った期日とあって、新潟の市議から、総理退陣を要求するよう緊急動議が提出された。神戸市の坊市議は「普天間以外にも、外国人参政権問題など、日本人の方向を狂わせる政策責任も加えるよう要求します」と述べ、全会一致で議決した。

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▲勢いを取り戻すべく気勢を上げた

野党自民党ではいくら決議したところで効果は疑問とはいえ、重要な決議だ。こうした会の成り行きは、地元新潟新聞が報じてくれた。

…そして、今朝。報じられているように、鳩山総理が辞任。以前、読売新聞は4つの提案を書いていたが、あの時点でマスコミの方向性も決まっていたのかも知れない。しかし、これでは世界から見た日本の安定感はどうなるのだろうか。困った国を、どうにか立て直さなければならない。その主役は、有権者の皆さんである。