▲厳しい空気に包まれた総会
来賓で出席されていた国の役人は
「日本経済は明るい方向にあるので頑張って下さい」と激励されたが、議事が進んでからの食事会でのスピーチで、私は
「役人は『明るい見通しである』と励まして下さったが、皆様の現状は大変だと思う。こうして見ると交通整理をされている方、子供会のお世話をされている方、だんじりに参加している方など、地域にご奉仕され、信頼を得てようやく顧客を獲得をされているような状況で、大変な不況である。こんな時こそ業界の団結が必要。身体に気を付けて欲しい。神戸市などの保有している車輌もたくさんあるので、協同でそれらを受注されてはどうだろうか。管理など、一括して組合でする方が安くできるのではないか」とご提案申し上げた。
委員会ではいつも言っていることだったが、業界の方々には新鮮で刺激的だったのかも知れず、スピーチの後、少しざわついていた。役人には、こんなスピーチはできないだろう。このような提案で官と民を繋ぐことこそが市会議員の仕事だと、つくづく思うのである。