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2010年 05月 17日 月曜日

業界の現状は厳しく、日本全体の総整備売上高は2年連続の減少となっているらしい兵庫県自動車整備振興会神戸東支部。平成22年定期総会に出席して… 総従業員数・整備要員数ともに減少しているなど、ますます悪い環境にあると分かったのは、去る14日。

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▲厳しい空気に包まれた総会
全国の車の保有台数が現在7880万台と、これまた2年連続で減少。自家用車は平均11.6年乗られており、いかに日本車が優秀なのかという反面、いかに不況なのかも分かる。

来賓で出席されていた国の役人は
「日本経済は明るい方向にあるので頑張って下さい」
と激励されたが、議事が進んでからの食事会でのスピーチで、私は
「役人は『明るい見通しである』と励まして下さったが、皆様の現状は大変だと思う。こうして見ると交通整理をされている方、子供会のお世話をされている方、だんじりに参加している方など、地域にご奉仕され、信頼を得てようやく顧客を獲得をされているような状況で、大変な不況である。こんな時こそ業界の団結が必要。身体に気を付けて欲しい。神戸市などの保有している車輌もたくさんあるので、協同でそれらを受注されてはどうだろうか。管理など、一括して組合でする方が安くできるのではないか」
とご提案申し上げた。

委員会ではいつも言っていることだったが、業界の方々には新鮮で刺激的だったのかも知れず、スピーチの後、少しざわついていた。役人には、こんなスピーチはできないだろう。このような提案で官と民を繋ぐことこそが市会議員の仕事だと、つくづく思うのである。