「世界中のレゲエミュージシャンが神戸に憧れている。神戸のような自然に恵まれ、オシャレな街で曲を制作したり、活動したいと願い、大物レゲエミュージシャンが何度もイベントを催すなどしている。規模が3万人くらいの人々を集め、日本でイベントをしたい。大きな大会をしたい神戸なら、空港島か六甲アイランドで」と、相談があった。私もそう思った。行政が神戸がまるでジャズの街と決め込んで動いているが、神戸のジャズで何人の人が集まって下さるだろう。むしろ、ジャズを含めて神戸が”音楽の街”であって欲しいと思っている。
▲今年も良いパフォーマンスで盛り上げてくれるだろう
そこで
「”神戸まつり”に出て市民にアピールすること。神戸はジャズだけでなく、新しいミュージックも育くんでいるし、また育くむべきであると訴えることが大切」と、話し合った。レゲエの踊りは激しく、刺激的な面もあるが、神戸の南向きで明るく、あらゆるものを受入れる風土に向いていると思う。その意味でも、日本のレゲエのメッカは神戸となって欲しいと願っている。
今日も、小川君が
「ミュージシャンにはいつも、麻薬関係について厳しく注意をしています。神戸の音楽界はまだまだ古い所があり、我々のような新参者には道が開けないのです」と言っていた。それも、よく分かる。前回神戸まつりに参加したレゲエのパフォーマーの皆さんに
「神戸の新しい歴史を作るため、小川君と共に頑張って下さい。きっとレゲエを楽しむ時代が来ると思う。そして神戸まつりを楽しんで下さい」と激励したことを思い出した。
6月5日・6日には明石海峡大橋たもとの公園で、1万人規模のイベントを行うそうだ。なぜ、神戸市は平和・反戦を訴えているレゲエの魅力を見ようとせず、ジャズばかり優先するのか。なぜビエンナーレでも取り上げないのだろうか。一度、考えて欲しいものだ。
Yasui が 19:30:00に分類 神戸の文化・スポーツ で書きました。