魚崎地区では…
「お兄さん、お姉さんのようになって下さい」
「今、お世話して下さっているお兄さん・お姉さんのように、君達が大人になったら子供達の世話をして下さい。それが社会の掟です。そして今日、君達が果たすのは、神様の乗った御神輿をかついで、魚崎中の人々の安全と幸福を祈って廻る、大切なお役目です。くれぐれも、安全に気を付けて、運行して下さい」とお話しした。
子供達には、ちょっと難しかったかも知れない。ある県会議員は「気合いをつけてあげる」と、エイエイオーでコブシを上げてのパフォーマンスを披露していた。
だんじりは本来、市民のまつり。そのだんじりを、選挙に使う議員がいたり、だんじりの中で後援会を組織する議員がいたりするが、あって欲しくない行為だ。
だんじりの果たす、地域社会の功績。特に子供達の感性や、与えるふるさと感。さらに、家族での思い出や、大人の存在感を知る、良い機会となっている。かつて震災の折には、だんじり組織が人命救助に、大いに役立ったものだった。
▲皆、イキイキしている
今年のだんじりの感慨が胸に一杯。明日からまた、一年過ごす元気を頂いた ─ 今はそんな、充実感のある快い疲れを感じている。