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2010年 04月 05日 月曜日

花曇りの午前7時、阪神御影駅の南側で朝立ちをした。経験のある方はお分かりだろうが、辛い事も少なくない。市政報告を受け取ってもらえないくらいは構わないのだけれど、いろいろと問題が… 舞い込むのだ。


▲握手をして「頑張って」と
言って下さる方もあるけれど
今日は、「駅舎の中にある飲料水の自動販売機が邪魔になって、危ないから除けて欲しい」と言われた。「それは市会議員の範疇ではないので、ご自身で駅長に言って下さい」とお伝えすると、大声を張り上げて「市民のための市会議員やろ」と怒鳴られた。何年間も自動販売機があるからといって、事故もなく、邪魔にもなっていない。駅長は撤去しないだろう。だが、そうすると、「あの市会議員は力がない」と言われてしまう。

これはありがちなケースで、他にもあれこれ。例えば、二日前の桜守公園の観桜会で、ブルーシートを敷いて、ご家族が桜の下でお弁当を食べておられた。と、ある男性が私に「邪魔になるから立ち退かせろ」と言ってこられた。私も「多くの方々がお越しになっているのに、桜の下を占領してしまって、こんな時は少しご遠慮下されば」と思ってはいたが、立ち退せるまではどうだろう、と思ったので、「それはできません」とご返事。すると、「バカヤロー」と叫んで、今度は受付でボランティアして下さってるTさんに「立ち退かせろ」と要求して聞かない。

世の中、このような方が多くなってきているようだ。常に自分を安全地帯において、弱い立場の人に無理難題を押し付ける。おそらく、役人も大変だろうと思う。どこか、日本人の心が荒んできているのかも知れないが、折角の満開の桜に彩られた町に、心の花冷えは「いただけないなぁ」と思うのは、私だけだろうか。