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2010年 03月 25日 木曜日

35日間にも及ぶ予算特別委員会の最終日となった今日、永らく汗をかいて下さった民主党北区選出の池田りんたろう議員が本会議場で、委員長として報告に立たれた。

池田委員長は…

▲報告に立った池田委員長
「2月26日に議案を市長から付託を受けて、3つの分科会を設けて局別審査を経て、3月11日には市長・副市長に対して総括質疑を行なった」
と、全議員に経過を説明し報告。合計50議案が原案通り、修正せず可決となった。もちろん、野党の共産党・住民投票☆市民力・新社会党等は、部分的に反対したが、及ばなかった。そんな野党議員も、いつものように案を提出して討論した、その努力こそが、議会制民主主義を支えるのだ。


▲市長挨拶
委員長以下我々は、きわめて厳しい社会・経済情勢の中でも、職員総定数の削減を着実に奨め、収支不足を20億円にまで縮減させたと、市長を評価した。最後に市長が演壇に立ち、全議員に
「すべての議案に可決してくださった。審議で討論また市長に対して要望をした事について、真摯に受け止め、頑張って市政運営に臨みたい」
と挨拶して、終了。

控室に帰ると、定年退職する交通局長澤木健夫氏・保健福祉局長桜井誠一氏・市会事務局長辻村博邦氏が、挨拶に来られた。長く市民のために戦った仲間である。特に、桜井誠一局長には長らく御指導に預かり、ありがたかった。まだまだ元気で、彼の持ち前の正義感が次の監査で大いに役に立つと思い、第二の出発をして欲しいと願った。

本当に、議会制民主主義には時間がかかると、振り返ってしみじみと思っている。その時間、その過程が大切な、重たい35日間であった。