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2010年 03月 13日 土曜日

神戸市内の各保育園で卒園式が行われた週末の今日、毎年のごとくご招待いただく東灘区の甲南すこやか保育園の卒園式に出席した。18人の… 園児たちは、目をキラキラと輝やかせて、喜び一杯。保護者の皆さんも美しく着飾られ、子供たちが踏み出す第一歩に立ち会われていた。


▲巣立ち行く18人
一人ひとりの入園以来のスライドショウを見て、感動。と、同時に、この子らの未来は、我々大人の責任なんだと、改めて重く自覚した。

和やかに式は進み、最後のお別れの時がきた。保育園の最年長だから6歳の男子が泣きくずれて座り込んだ。それを見て、又、保育士、理事長、保護者が泣いている。

久しく見なかった感動だった。世の中の汚れなど分からない、真っ白な子供の世界から、一人ひとりが離れて行く。あゝして、我々も大人になった。私にも、この子供たちのように純粋で真っ白い時があったのだと思い出し、もう一度、あの頃の心だけでも取り戻したいと思ったのだった。