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2010年 03月 12日 金曜日

今回の平成22年度神戸市会計予算案並びに関連議案、合計50議案について各会派の意見を意述べる会議、意見表明が今日開かれた。民主党・公明党・自由民主党・自民党神戸・新政会・無所属の各会派は、それぞれ… 要望を付けて承認を表明し、共産党・住民投票☆市民の力・新社会の各会派は、承認する議案と承認しない議案に分類して表明した。


▲我が会派も要望を提示
我が会派は、今回の予算案を承認するにあたり、14の要望を付けた。

  1. 朝鮮総連関連施設への固定資産税免税は、我が国が北朝鮮に経済制裁を実施している現状に鑑み見直すこと。

  2. 神戸空港については、漠然とした三空港一体運用の議論だけでなく、並行して神戸空港の存続・発展のために具体的に必要な規則緩和等の提案を行うこと。また、搭乗率で他空港より良好な数字を保つ路線の撤廃など、目に見えて行われてきた神戸空港に対する不当な対応について、国土交通大臣に対し毅然とした態度で説明と改善を求めること。

  3. 保育料改定案については、国の基準変更に伴うものとはいえ、その方針にただ従う安易な値上げではなく、公平・公正かつ、神戸市の子育て支援施策に対する考え方が表れるような、他都市に誇れる保育料の設定を行うこと。

  4. 六甲アイランドの未利用地が未だに多くあるが、これらの未利用地を地域住民または健全な青少年育成に役立てるために、利用決定まで暫定的に使用できるようにすること。

  5. 市発注の公共事業において、受注業者が下請けの工事費を過度に下げ、労働者のワーキングプアを促進させないよう当局による指導を強めること。


といったところが、要望の主だったもの。要望は各会派それぞれの色が出て、言わば民主主義の彩りとでも言うように良いものであるが、問題は、当局がこれをちゃんと尊重するか、どう活かすか、だ。これから、注視して行かなくては…。